
- 性格
ヨークシャ・テリアは、非常に活発で元気な性格であり、エネルギーに溢れた振る舞いが特徴です。
人見知りが激しく、好き嫌いがはっきりしているタイプです。
一方で飼い主にはしょっちゅう甘えていないと気が済まない所があります。
- 特徴
小型でコンパクトな体型が特徴です。被毛は長く、滑らかでシルキーな質感があり、体全体にわたって伸びています。

※参考「この犬が一番」(草思社)

原産国 | イギリス |
サイズ | 超小型犬 |
体高 | 15~17.5cm |
体重 | 3.2kg |
グループ | 3G:テリア |

・歴史背景
・飼い方
・毛色
・なりやすい病気
歴史背景
ヨークシャ・テリアの起源は19世紀のイギリス、ヨークシャー州です。
この地域は産業革命によって織物工業が盛んになり、各地から多くの織工が集まってきました。
その織工が連れてきていたスカイ・テリア、ブラックアンドタン・テリアなどを交配してネズミを捕るために作り出されたのがヨークシャ・テリアです。
その後、綺麗な毛並みのものを選抜し、さらに小型化したことで貴族の間で流行し愛玩犬となりました。「動く宝石」とも呼ばれ、絹のような美しい被毛を持ちます。
飼い方
長くて滑らかな被毛は絡まりやすく、毎日のブラッシングと定期的なトリミングが必要です。特に毛が絡まると、皮膚にストレスを与える可能性があるため、こまめなケアが求められます。
毛色
ヨークシャ・テリアの毛色は、以下の色合いが一般的です。
ブルーとタン: メインの毛色はブルーで、体の上部や背中がこの色に覆われます。タン色は、主に頭部、足、胸部に見られ、特に目を引きます。毛の長さと質感によって、美しい光沢感を持っています。
ダークブルーとゴールド: 成犬になると、ブルーはよりダークブルーに変わり、タン色もゴールドに近い色合いになります。これにより、成熟した犬の毛色は深みが増します。
なりやすい病気
低血糖症: 特に若齢の犬に見られることがあり、食事管理と定期的な健康チェックが必要です。
膝蓋骨脱臼: 膝の関節が外れることがあり、これが痛みや歩行困難を引き起こすことがあります。
小型犬は歯周病になりやすい傾向があります。定期的な歯磨きと獣医によるチェックが推奨されます。