
- 性格
プードルは知性が高く、非常に学習能力に優れています。
人なつこい性格で誰にでも慣れ、他の犬やペットとも良好な関係を築くことが出来ます。
- 特徴
プードルはその体型に応じて、スタンダード、ミニチュア、トイの3つのサイズに分かれます。
被毛は巻き毛で密度が高く、非常に特徴的です。

※参考「この犬が一番」(草思社)

原産国 | フランス |
サイズ | 大型犬(スタンダード) |
体高 | 45~60cm |
体重 | 20~32kg |
グループ | 9G:愛玩犬 |

・歴史背景
・飼い方
・毛色
・なりやすい病気
歴史背景
プードルは中部ヨーロッパに古くからいる水辺の猟犬です。
名前の由来は、ドイツ語の“Pudel”に由来し、「水が跳ねる、かいで漕ぐ」という意味があります。
プードルの特徴的な被毛の刈り方(ライオン・クリップ※旧コンチネンタル・クリップ)は、きわめて実用的な意味があります。
ハンターが撃ち落として鳥を水辺から回収する際に、被毛が水を含むと重くなります。そのため心臓と関節は冷たい水から保護するため残し、それ以外の被毛はカットしていました。
フランスでは、プードルが王室や貴族の間で非常に人気があり、装飾的な役割やペットとして飼われ、フランスの国犬となりました。
フランス王妃マリー・アントワネットやその夫のルイ16世もプードルはお気に入り犬種でした。
飼い方
被毛のケアは非常に重要で、定期的なブラッシングが必要です。特に巻き毛は絡まりやすいため、毎日のブラッシングで絡まりを防ぎ、被毛を清潔に保つ必要があります。トリミングも定期的に行うことが推奨されます。
知的でエネルギッシュな犬種であるため、日々の運動と精神的な刺激が必要です。毎日の散歩に加えて、遊びやトレーニングを通じてエネルギーを発散させることが重要です。
毛色
プードルの毛色は非常に多様で、標準的な毛色には以下のようなものがあります。
ホワイト: 純白の毛色で、プードルの中では最も人気のある色です。
ブラック: 深い黒色で、光沢のある美しい毛色です。
アプリコット: 柔らかいオレンジ色で、温かみのある色合いです。
グレー: 銀色に近いグレーで、落ち着いた色合いです。
ブラウン: 様々な濃淡のブラウンがあり、リッチな色合いです。
レッド: 明るく鮮やかな赤色で、非常に目を引く色合いです。
なりやすい病気
膝蓋骨脱臼: 膝蓋骨が正常な位置から外れることで、痛みや歩行の困難を引き起こす病気です。特に小型犬で見られることがあります。
耳疾患:耳の感染症や外耳炎が発生しやすいです。定期的な耳のケアが必要です。