
- 性格
ポメラニアンは非常に活発で、好奇心旺盛な性格を持つ犬種です。
家族と強い絆を築くことが多いですが、初対面の人や犬に対しては少し警戒心を持つこともあります。
- 特徴
豊かなダブルコートがあり、外側の毛は長く、立ち上がったフワフワとした毛が特徴です。体型はコンパクトで筋肉質、バランスが取れており、尾は背中に沿って優雅に巻かれています。

※参考「この犬が一番」(草思社)

原産国 | ドイツ/ポーランド |
サイズ | 超小型犬 |
体高 | 18~22cm |
体重 | 1.9~3.5kg |
グループ | 5G:原始的な犬・スピッツ |

・歴史背景
・飼い方
・毛色
・なりやすい病気
歴史背景
ポメラニアンは、ドイツとポーランドにまたがる地域であるポメラニア地方に由来する犬種です。古代ギリシャの壺や装飾品にも登場する、古代のスピッツ犬です。
17世紀には、イギリスのビクトリア女王がポメラニアンを非常に好み、彼女の犬がポメラニアンの人気を高めました。
飼い方
無駄吠えと幼児を咬む傾向があるため幼少期からさまざまな環境や他の犬、人物との接触を行い、社会性を育むことが大切です。
ダブルコートの毛は定期的なブラッシングが必要です。換毛期には特に注意が必要で、毛の絡まりやもつれを防ぐために、毎日のケアが推奨されます。
毛色
ポメラニアンの毛色は以下のような色があります。
オレンジ: 一般的な毛色で、鮮やかなオレンジ色の被毛を持つ個体が多いです。
ブラック: ピュアブラックの毛色も見られますが、全身が均一な黒色であることが少し珍しいです。
ホワイト: 純白の毛色もあり、清潔感のある見た目が特徴です。
クリーム: 明るいクリーム色の被毛も人気があります。
シルバー: シルバーやグレーの毛色も見られます。
なりやすい病気
膝蓋骨脱臼: 膝関節の脱臼が発生することがあり、痛みや歩行の問題が生じることがあります。
気管虚脱: 気管が崩れて呼吸が困難になる病気です。重度の場合には手術が必要となることがあります。
歯科疾患: 小型犬全般に共通する問題として、歯周病や歯の損傷があるため、定期的な歯のケアが必要です。