
- 性格
パピヨンは、愛情深く、家族と強い絆を築く一方で、他の人や動物とも良好な関係を築きやすいです。この犬種は好奇心が旺盛で、探索や遊びを楽しむため、活発に動き回ります。
- 特徴
体はコンパクトでバランスが取れており、脚は細くて長いですが、しっかりとした筋肉を持っています。特に特徴的なのは、大きなバタフライのような耳で、立っていることが多く、その外見が名前の由来となっています。

※参考「この犬が一番」(草思社)

原産国 | フランス |
サイズ | 小型犬 |
体高 | 20~28cm |
体重 | 1.5~5kg |
グループ | 9G:愛玩犬 |

・歴史背景
・飼い方
・毛色
・なりやすい病気
歴史背景
パピヨンの起源はフランスで、16世紀から17世紀にかけて貴族の間で人気がありました。名前の「パピヨン」はフランス語で「蝶」を意味し、犬の耳の形状が蝶の羽に似ていることから来ています。
ルイ15世の愛人であるパンパドール夫人や、ルイ16世の王妃マリーアントワネットがこよなく愛した犬種として有名です。
飼い方
長い毛が絡まりやすいため、定期的なブラッシングが必要ですが、下毛がほとんどないと言っても良いでので、一日一回のブラッシングや目の粗いクシですいてあげるよにします。
活発な性格から毎日の運動が欠かせず、一日30分程度の散歩や遊びを通じてエネルギーを発散させることが重要です。
毛色
パピヨンの毛色には多くのバリエーションがありますが、一般的には以下のような色が認められています。
ホワイト&オレンジ: 明るいオレンジと白の組み合わせで、鮮やかで活発な印象を与えます。
ホワイト&ブラック: 黒と白の組み合わせで、クールでシックな見た目になります。
ホワイト&レッド: レッドと白の組み合わせで、暖かみのある色合いです。
ホワイト&シェーデッド: 白地にシェーデッド(淡い色合い)で、柔らかい印象があります。
なりやすい病気
耳の感染: 長い耳が湿気や汚れを溜めやすく、耳感染の原因となることがあります。耳のケアと清掃が重要です。
膝蓋骨脱臼: 膝蓋骨が正常な位置から外れることで、痛みや歩行困難を引き起こすことがあります。特に小型犬に多い病気です。