
- 性格
ノルウェジアン・エルクハウンドは、活発で勇敢な性格が特徴です。遊びや運動が大好きで、アウトドア活動に参加することを喜ぶ傾向があります。
- 特徴
力強い体型と優れた耐寒性が特徴です。被毛は二重構造で、外側の毛は中程度の長さで粗く、内側のアンダーコートは密で防水性があります。これにより、厳しい気候条件にも耐えることができます。

※参考「この犬が一番」(草思社)

原産国 | ノルウェー |
サイズ | 中型犬 |
体高 | 46~52cm |
体重 | 20~25kg |
グループ | 5G:原始的な犬・スピッツ |

・歴史背景
・飼い方
・毛色
・なりやすい病気
歴史背景
ノルウェジアン・エルクハウンドは、ノルウェー原産の犬種で、古代から狩猟犬として活躍してきました。その歴史は非常に古く、バイキング時代から存在していたとされています。特にエルク(ヘラジカ)の狩猟に特化しており、その名前も「エルクハウンド」(エルクの犬)に由来しています。
狩りの仕方は優れた嗅覚で獲物を追跡し、吠えたててハンターの方へ誘導していくというもので、獲物自体を攻撃することはありません。
ノルウェジアン・エルクハウンドは、狩猟犬としての役割に加え、オオカミやクマから家畜を守る他、荷物を運ぶ役割も果たしていました。そのため、非常に優れた耐久性と作業能力を持っており、長い歴史の中で多くの役割を担ってきました。
飼い方
エネルギッシュで活動的な犬種であり、十分な運動と刺激を必要とします。被毛のケアも重要で、特に季節の変わり目には毛が抜けるため、定期的なブラッシングが必要です。
毛色
ノルウェジアン・エルクハウンドの毛色は、通常以下のバリエーションがあります。
グレー: 一般的には灰色や銀色の毛色で、シルバーグレーや濃いグレーのトーンが見られます。
ブラック: 純粋なブラックの被毛もありますが、グレーとブラックが混じることもあります。
レッド: 赤褐色の毛色もありますが、これも他の色と混じることがあります。
なりやすい病気
進行性網膜萎縮(PRA): 視力の低下や失明を引き起こす疾患です。遺伝的な要因が関与するため、遺伝子検査と定期的な眼科検査が推奨されます。
皮膚炎: 被毛が長いため、皮膚に湿気や汚れが溜まりやすく、皮膚炎を引き起こすことがあります。定期的な被毛のケアと清潔な環境が重要です。