
- 性格
ボストン・テリアはフレンドリーで、飼い主や家族に対して深い愛情を示します。いつも愛情が自分に注がれていないと気が済まない部分があるので、飼い主に甘えたり、遊びを催促することがあります。
- 特徴
被毛は白と黒のパターンで、タキシードに似た独特の模様から「小さなアメリカ紳士」と呼ばれています。
頭部は広く、短い鼻(マズル)と大きな目が特徴で、表情は非常に愛らしいです。

※参考「この犬が一番」(草思社)

原産国 | アメリカ |
サイズ | 小型犬 |
体高 | 38~43cm |
体重 | 4.5~11kg |
グループ | 9G:愛玩犬 |

・歴史背景
・飼い方
・毛色
・なりやすい病気
歴史背景
犬の世界ではアメリカ産の犬は非常に少なく、ボストン・テリアは、1880年代にボストンの愛犬家団体で開発された犬種です。ブル・テリアやブルドッグ、イングリッシュ・テリアの交配によって生まれました。
当初はブル・テリアから闘犬の血を色濃く受け継いだため、気性がかなり荒い犬だったが、改良を重ねて現在のボストン・テリアは温和で愛玩犬として優れた犬となっている。
飼い方
ボストン・テリアは活発な性格を持っていますが、大きな運動量を必要とするわけではありません。毎日の散歩と遊びで十分です。屋内での軽い運動も適しています。
寒さには強いが、暑さにはとても弱く、湿気の多い夏場は熱射病に注意が必要です。
毛色
ボストン・テリアの毛色は、以下のようなバリエーションがあります。
ブラック&ホワイト: 最も一般的な毛色で、黒と白の明確な分かれ目が特徴です。
ブラウン&ホワイト: ダークブラウンやチョコレート色と白の組み合わせ。
ブリンドル(虎斑)&ホワイト: 黒と茶色の縞模様と白の組み合わせ。
なりやすい病気
呼吸器系の問題: 短い鼻(マズル)を持つため、呼吸困難や気道の問題を抱えることがあります。特に熱中症や過度な運動には注意が必要です。
眼の問題: 特に眼瞼内反(眼瞼が内側に向かう状態)や角膜炎などの眼の問題が見られることがあります。
皮膚疾患: アレルギーや皮膚炎にかかることがあります。