
- 性格
ボルゾイは、優雅で落ち着きのある性格を持つ犬種です。一般的に、気品があり、静かで控えめな一面を持っています。
狩猟本能が強く、動くものに対して敏感です。不審な物音や見知らぬ人に警戒して吠えることがあります。
- 特徴
長い脚とスリムな体つきを持ち、高速での走行に適しています。肩幅が広く、筋肉質な体を持ちながらも、全体的にはスリムで流線型の体型をしています。

※参考「この犬が一番」(草思社)

原産国 | ドイツ |
サイズ | 大型犬 |
体高 | 牡:60~65cm 牝:55~60cm |
体重 | 牡:30~40kg 牝:22~32kg |
グループ | 10G:牧羊犬・牧畜犬 |

・歴史背景
・飼い方
・毛色
・なりやすい病気
歴史背景
ボルゾイは、ロシアの古代から伝わる犬種で、帝政ロシア時代に貴族階級にもてはやされていました。よって猟犬として飼育されていました。
主に大型の獣類やシカを狩るために使われており、その優れた走行能力とスピードが評価されていました。ロシアの貴族たちは、ボルゾイを使って狩猟を行い、彼らのエレガントな姿は貴族社会でのステータスシンボルとされていました。
名前のボルゾイはロシア語で「俊敏」を意味します。その足の速さからドッグレースで活躍しています。
飼い方
ボルゾイは非常にエネルギッシュな犬種で、かなりの運動量が必要です。毎日の散歩やランニング、時にはリードをはずして広い場所で自由に走る時間があると良いです。
毛色
ボルゾイの毛色は以下のようなものがあります。
ホワイト: 純白の毛色で、清潔感とエレガンスを感じさせます。
ブラック: ピュアブラックの毛色もあり、非常にスタイリッシュで高貴な印象です。
ブラン: 白地に色が混じった毛色で、特にエレガントな外見を持っています。
グレー: 銀色に近いグレーの毛色もあり、落ち着いた印象を与えます。
レッド: 鮮やかな赤みのある毛色も見られます。
なりやすい病気
股関節形成不全: 大型犬種に共通する問題で、股関節の形成が不完全であることがあり、痛みや歩行の問題を引き起こすことがあります。
胃捻転: 胃がねじれてしまう病気で、急速に進行するため、早急な治療が必要です。特に食後に運動をさせないことが予防につながります。