
- 性格
ワイヤー・フォックス・テリアは、非常に活発でエネルギッシュな性格を持ち、遊び好きです。
無駄吠えが多い傾向があり、十分なしつけとトレーニングが必要です。
- 特徴
コンパクトで筋肉質な体型が特徴です。頭は角ばっていて長方形。耳はV字型で、半分ぐらいから折れ曲がっています。

※参考「この犬が一番」(草思社)

原産国 | イギリス |
サイズ | 小型犬 |
体高 | 33~39cm |
体重 | 6~8kg |
グループ | 3G:テリア |

・歴史背景
・飼い方
・毛色
・なりやすい病気
歴史背景
ワイヤー・フォックス・テリアはイギリス原産の古い犬種です。19世紀後半に現在の姿に改良されました。もともとはキツネ色一色でしたが、狩りの際にキツネと間違われて撃たれてしまったことから、ハウンド系の犬種が交配されて、現在の毛色となりました。
主にフォックス・ハンティング(キツネ狩り)のために育種された犬種です。鋭い嗅覚でキツネの巣穴を探し出し、そこを掘って仕留めていました。また唸ったり吠えたりしてキツネを巣穴に追い込んで、疲れさせていたので、吠える傾向はとても強いです。
飼い方
ワイヤー・フォックス・テリアは、非常にアクティブでエネルギッシュな犬種であるため、十分な運動と精神的な刺激が必要です。
人の性格を見抜くため、甘やかしたばかりいると手に負えなくなります。かわいがることとしつけを区別できる飼い主に向く犬種です。
毛色
ワイヤー・フォックス・テリアの毛色は、主にホワイトを基調とし、ブラック、タン、またはトライカラー(ホワイト、ブラック、タン)であることが一般的です。
ホワイト: 基本的なベースカラーで、他の色がポイントで入ります。
ブラック: 体の部分的に黒い斑点が入ることがあります。
タン: 主に耳や足にタンのマーキングが見られます。
トライカラー: ホワイトにブラックとタンが組み合わさった色合いです。
なりやすい病気
眼疾患: 白内障や緑内障などの眼の疾患が発生することがあります。定期的な目のチェックが推奨されます。
皮膚疾患: 皮膚炎や乾燥肌などの皮膚疾患が見られることがあります