- 性格
家族に対して非常に忠実で、愛情深い一面を持っています。さらには子供とも比較的うまくやっていける性格です。
活発でエネルギッシュですが、興奮して我を見失うことはなく、非常に集中力があります。
- 特徴
筋肉質でありながらも無駄のない体つきをしており、走るために特化した身体構造を持っています。
特に後肢の筋肉は発達していて、全体的にスピードと持久力を示す体躯となっています。
※参考「この犬が一番」（草思社）
| 原産国 | イギリス |
| サイズ | 大型犬 |
| 体高 | 牡：63～69cm 牝：61～66cm |
| 体重 | 牡：25～34kg 牝：20～30kg |
| グループ | 7G:ポインター・セター |
・歴史背景
・飼い方
・毛色
・なりやすい病気
歴史背景
イングリッシュ・ポインターは17世紀のイングランドで誕生したとされています。
名前が示す通り、「ポイント」する能力、すなわち獲物の位置を示すために特別に育てられました。
19世紀に入ると、イングリッシュ・ポインターはアメリカに渡り、そこでさらなる改良が行われ、アメリカン・ポインターとも呼ばれる別種が形成されました。これにより、世界的に有名な狩猟犬となり、今日でも鳥猟においてはトップクラスのパフォーマンスを発揮しています。
飼い方
高い運動要求を満たすことが重要です。毎日十分な運動を提供することが、彼らの精神的および肉体的な健康を保つためには不可欠です。
散歩だけでなく、広い場所での自由な運動や、可能であれば狩猟に関連するアクティビティを取り入れることが理想的です。
被毛のケアは比較的簡単で、定期的なブラッシングで十分です。
毛色
毛色には多様なバリエーションがあり、一般的には白地に黒、レモン、肝色、またはオレンジの斑点が見られます。
これらの斑点は体全体に均等に広がっている場合もあれば、頭部や耳、背中、尾など特定の部位に集中している場合もあります。
なりやすい病気
股関節形成不全になりやすく、これは股関節が正しく形成されず、痛みや運動障害を引き起こす可能性がある疾患です。
特に活発な犬種であるため、この問題は深刻化しやすいです。
また、皮膚に関する問題も見られることがあり、アレルギーや乾燥肌、ホットスポットと呼ばれる急性湿疹などが発症することがあります。
垂れ耳なので外耳炎になりやすいのも特徴です。