
- 性格
非常に社交的で、家族との強い絆を築くことができ、特に子供や他のペットとも仲良く過ごすことができます。
また、人懐っこい性格を持ち、初対面の人にもフレンドリーに接することが多いです。
- 特徴
被毛は非常に柔らかく、長く垂れ下がる耳や脚に特に豊かな飾り毛があります。
体全体は筋肉質でありながらも、優雅でバランスの取れた外見を持っています。

※参考「この犬が一番」(草思社)

原産国 | アメリカ |
サイズ | 中型犬 |
体高 | 牡:38cm 牝:35.5cm |
体重 | 牡:11~13kg 牝:9~12kg |
グループ | 8G:7G意外の狩猟犬 |

・歴史背景
・飼い方
・毛色
・なりやすい病気
歴史背景
1620年メイフラワー号でアメリカに渡った清教徒移民たちがイギリスから持ち込んだ、イングリッシュ・コッカー・スパニエルが元になり、より小型で、ショードッグとしての魅力を強調したアメリカン・コッカ―スパニエルが誕生しました。
1940年代から1950年代にかけて、アメリカン・コッカ―スパニエルは非常に人気を博し、アメリカンケネルクラブ (AKC) によって正式に犬種として認められました。
そしてディズニー映画『わんわん物語(Lady and the Tramp)』での「レディ」というキャラクターが、この犬種の人気を不動のものとしました。
飼い方
非常に社交的で、家族と一緒に過ごすことを好むため、孤独を避けるために一緒に過ごす時間を確保することが重要です。
被毛の手入れは特に重要で、豊かな長毛を保つためには、定期的なブラッシングが必要です。毛が絡まりやすい部分には特に注意を払い、必要に応じてプロのグルーマーに頼むことも考慮しましょう。
また耳のケアも重要で、垂れた耳は湿気や汚れが溜まりやすいため、定期的な清掃が必要です。
毛色
代表的な毛色には、ブラック、ブラック&タン、クリーム、レッド、チョコレート、ゴールデン、バフなどがあります。
単色の他に、パーティカラーと呼ばれる二色以上の混合色も一般的です。パーティカラーには、ホワイトを基調としたブラック&ホワイト、レッド&ホワイト、チョコレート&ホワイトなどがあり、それぞれに個性的な模様が見られます。
これらの毛色は遺伝的に決まるものであり、両親の毛色によって子犬の毛色も予測できます。
なりやすい病気
眼疾患がよく見られる問題で、特に白内障、緑内障、進行性網膜萎縮症 (PRA) などが挙げられます。